2024/09/20 更新

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アオキ シゲユキ
青木 滋之
AOKI Shigeyuki
所属
文学部 教授
その他担当機関
文学研究科哲学専攻博士課程前期課程
文学研究科哲学専攻博士課程後期課程
連絡先
メールによる問い合わせは《こちら》から
外部リンク

学位

  • 博士(人間・環境学) ( 京都大学 )

  • Masters in Research ( Keele University )

  • 修士(人間・環境学) ( 京都大学 )

学歴

  • 2005年3月
     

    京都大学   人間・環境学研究科   博士   修了

  • 2004年9月
     

    Keele University, Masters in Research (M.Res)   修士   修了

  • 2001年3月
     

    京都大学   人間・環境学研究科   修士   修了

  • 1998年3月
     

    京都大学   文学部   卒業

  • 1993年3月
     

    神奈川県立平塚江南高校   卒業

経歴

  • 2020年4月 - 現在

    中央大学文学部教授

  • 2022年4月 - 2022年6月

    国際基督教大学非常勤講師

  • 2020年4月 - 2021年3月

    学習院大学非常勤講師

  • 2019年4月 - 2020年3月

    中央大学文学部准教授

  • 2017年4月 - 2019年3月

    ポラリス保険看護学院非常勤講師

  • 2016年10月 - 2019年3月

    会津大学コンピュータ理工学部上級准教授

  • 2016年10月 - 2017年3月

    放送大学福島学習センター面接授業担当講師

  • 2009年10月 - 2016年9月

    会津大学コンピュータ理工学部准教授

  • 2012年4月 - 2012年9月

    放送大学福島学習センター面接授業担当講師

  • 2008年4月 - 2009年9月

    名古屋大学非常勤講師

  • 2006年4月 - 2009年9月

    名古屋市立大学非常勤講師

  • 2005年4月 - 2008年3月

    日本学術振興会特別研究員PD (名古屋大学情報科学研究科)

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所属学協会

  • 科学基礎論学会

  • 日本イギリス哲学会

  • 日本哲学会

  • 日本科学哲学会

  • 科学技術社会論学会

  • 応用哲学会

  • 日本地球惑星科学連合

  • 日本科学史学会

  • ディベート教育国際研究会

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研究キーワード

  • 認識論

  • 科学史

  • 哲学

  • 地球惑星科学の哲学

  • クリティカルシンキング

  • 科学哲学

  • 科学思想史

  • 啓蒙主義

  • ジョン・ロック

研究分野

  • 人文・社会 / 哲学、倫理学  / 哲学・倫理学

  • 人文・社会 / 科学社会学、科学技術史  / 科学社会学・科学技術史

  • 人文・社会 / 思想史  / 思想史

論文

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書籍等出版物

  • 知識ゼロでも楽しく読める!哲学 : イラスト&図解

    青木滋之( 担当: 監修)

    西東社  2023年4月  ( ISBN:9784791631971

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    総ページ数:223p   記述言語:日本語  

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  • リアリティの哲学

    青木滋之( 担当: 共著 範囲: 『マトリックス』の世界でのリアリティを考える)

    中央大学出版部  2023年3月  ( ISBN:9784805753620

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    総ページ数:vii, 170p   記述言語:日本語  

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  • 特集*コペルニクス : 『天球の回転について』から『チ。--地球の運動について--』へ

    青木滋之( 担当: 共著 範囲: 複数世界論の史的展開と現在)

    青土社  2023年1月  ( ISBN:9784791704255

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    総ページ数:325p   記述言語:日本語  

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  • 『学びの扉をひらく-時間・記憶・記録-』(上巻)

    青木滋之( 担当: 共著 範囲: 哲学者が語る時間、記憶、記録)

    中央大学出版部  2022年3月 

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    総ページ数:19   担当ページ:148-166   記述言語:日本語   著書種別:一般書・啓蒙書

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  • Locke on Knowledge, Politics and Religion: New Interpretations from Japan

    Bloomsbury USA Academic  2021年9月  ( ISBN:1350189189

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    総ページ数:256  

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  • 『オン・ビーイング・ミー ~「私」って何?~』

    ( 担当: 監修 範囲: 全頁の監訳)

    ニュートンプレス  2021年1月 

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    記述言語:日本語   著書種別:一般書・啓蒙書

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  • 『哲学大図鑑 THE STORY』

    アン・ルーニー( 担当: 監修 範囲: 全頁の監訳)

    ニュートンプレス  2020年6月 

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    総ページ数:237   担当ページ:1-237   記述言語:日本語   著書種別:一般書・啓蒙書

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  • 『原子論の可能性』

    青木 滋之( 担当: 共著 範囲: 「ジョン・ロックと近代粒子説」)

    法政大学出版局  2018年11月 

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    記述言語:日本語  

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  • 『大学におけるアクティブラーニングの現在:学生主体型授業実践集』

    青木 滋之( 担当: 共著 範囲: 「総合基礎演習」の歩み 学生が問題を発見し、調査し、共に考えていく授業)

    ナカニシヤ出版  2016年11月 

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    記述言語:日本語  

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  • 『科学と文化をつなぐ アナロジーという思考形式』

    青木 滋之( 担当: 共著 範囲: 「宇宙における我々の位置――科学と哲学の協奏」)

    東京大学出版会  2016年3月 

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    記述言語:日本語  

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  • 『イギリス文化事典』

    青木 滋之( 担当: 共著 範囲: 「ジョン・ロック─経験主義と市民政府の擁護者」)

    丸善出版  2014年11月 

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    記述言語:日本語  

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  • 『科学技術をよく考える クリティカルシンキング練習帳』

    青木 滋之( 担当: 共著 範囲: 「乳がん検診を推進すべきか」「宇宙科学・探査への公的な投資」)

    名古屋大学出版  2013年4月 

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    記述言語:日本語  

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  • 『ダーウィンと進化論の哲学』

    ( 担当: 共著 範囲: 「19世紀イングランドの科学哲学 ――自然選択説をめぐって」)

    頸草書房  2011年6月 

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    記述言語:日本語  

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  • Essays on Locke: Sources, Contemporaries, and Legacy

    ( 担当: 共著 範囲: "Descartes and Locke on the Nature of Matter: A Note")

    Springer-Kluwer  2008年9月 

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    記述言語:日本語  

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  • 日本イギリス哲学会編『イギリス哲学・思想事典』

    ( 担当: 共著 範囲: 「ロイヤル・ソサエティ」、「第一性質・第二性質」、「ウォーリス.J」、「スプラット.T」)

    研究社  2007年10月 

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    記述言語:日本語  

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MISC

  • 「セッションII 17世紀イングランドにおける啓蒙思想の萌芽——知性・意志・自律」

    青木滋之, 後藤大輔, 竹中真也, 内坂翼での共著

    『イギリス哲学研究』   44   114 - 120   2021年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)  

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  • 「書評: Margaret C. Jacob, The Secular Enlightenment」 招待

    青木滋之

    『イギリス哲学研究』   44   73 - 75   2021年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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  • 「国際学会報告 : 初めての国際ロック会議(2018 John Locke Workshop)の報告」 招待

    青木滋之

    『イギリス哲学研究』   42   121 - 124   2019年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:会議報告等  

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  • 「「あいづまちなかキャンパス」の試み ―公民館と大学の強みを活かそう―」

    青木滋之, 南雲誠での共著

    『社会教育』   72 ( 856 )   28 - 35   2017年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)   出版者・発行元:日本青年館「社会教育」編集部  

    CiNii Books

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  • 「シンポジウムII (i) イギリス経験論とは何なのか ――「ロック、バークリ、ヒューム」の系譜」 招待

    青木滋之, 中野安章, 田村均, 伊勢俊彦, 一ノ瀬正樹での共著

    『イギリス哲学研究』   ( 40 )   124 - 131   2017年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)   出版者・発行元:日本イギリス哲学会  

    CiNii Books

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講演・口頭発表等

  • 竹中真也「ハイパーオブジェクト時代におけるリアリティー」を読む 招待

    青木滋之

    『リアリティの哲学』合評会第2回  2023年8月 

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  • ジョン・ロックとウィリアム・モリニューとの往復書簡

    青木滋之

    第17回ジョン・ロック研究会  2023年8月 

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  • 梅垣千尋「18世紀末の女性思想家たちにとっての「啓蒙」──ウルストンクラフト、モア、バーボールドのロック受容を手がかりに」へのコメントと質問

    青木滋之

    第32回イングランド啓蒙研究会  2023年7月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 複数世界論から生まれた近代哲学

    青木滋之

    Japan Geoscience Union Meeting 2023  2023年5月 

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    会議種別:ポスター発表  

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  • ニュートン時代の複数世界論

    青木滋之

    Japan Geoscience Union Meeting 2023  2023年5月 

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  • イングランド啓蒙の平明性・経験性

    青木滋之, 柏崎正憲, 武井敬亮, 沼尾恵

    社会思想史学会第47回大会セッションA  2022年10月 

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  • イングランド啓蒙の「啓蒙」を考える —定冠詞か、複数形か

    青木滋之, 柏崎正憲, 武井敬亮, 沼尾恵

    社会思想史学会第47回大会セッションA  2022年10月 

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  • 分析的方法と思想史研究をどう架橋するか

    青木滋之

    第16回ジョン・ロック研究会 下川潔先生退職記念シンポジウム  2022年8月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • Locke and Toland on Authority and Reason 国際会議

    Shigeyuki Aoki

    2022 John Locke Conference  ( American University in Bulgaria )   2022年6月 

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    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 強い人間原理と複数世界論

    青木滋之

    Japan Geoscience Union Meeting 2022  2022年5月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 17 世紀イングランドでの新旧哲学の融和と変容 —信仰・理性・経験—

    青木滋之, 竹中真也, 内坂翼, 中野安章

    ⽇本イギリス哲学会 第46 回総会・研究⼤会  2022年3月  ⽇本イギリス哲学会

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    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

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  • 哲学教育でディベートを効果的に用いるためには

    青木滋之

    第8回ディベート教育国際研究会大会  ( オンライン(Zoom) )   2022年3月  ディベート教育国際研究会

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • ダーウィンと科学哲学 ―同時代、現代の視点から―

    青木滋之

    地質学史懇話会  2021年12月  地質学史懇話会

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 基礎科学が教えてくれる、「宇宙における私たちの位置」

    青木滋之

    日本科学未来館トークセッション「実はつながっている? 地球・惑星・生命の探究とあなたの価値観」  2021年7月  日本科学未来館

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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  • ウィルキンスの月世界論

    青木滋之

    Japan Geoscience Union Meeting 2021  2021年6月 

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    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

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  • ロックの人格同一性の議論――その発生の背景と論理――

    青木滋之

    日本イギリス哲学会第45回総会・研究大会  ( オンライン開催(Zoom) )   2021年3月  日本イギリス哲学会

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • セッションⅡ <17世紀イングランドにおける啓蒙思想の萌芽>

    青木滋之, 後藤大輔, 竹中真也, 内坂翼

    日本イギリス哲学会第44回研究大会  ( オンライン大会 )   2020年9月  日本イギリス哲学会

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    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

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  • ロックの人格同一性の議論を読み解く ―発端、後世の評価

    青木滋之

    第14回ジョン・ロック研究会  ( オンライン開催(Zoom) )   2020年8月  ジョン・ロック研究会

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • リスボン大地震とヴォルテール ―地質現象が哲学思想に与える影響

    青木滋之

    JpGU - AGU Joint Meeting 2020  ( Zoomでのオンライン会議 )   2020年7月  日本地球惑星科学連合

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 実験哲学から経験論へ:王立協会の思想史的意義について 招待

    青木滋之

    第7回バトラー研究会  ( Zoom会議 )   2020年6月  バトラー研究会

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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  • 「ロックからトーランドへ イングランドからアイルランドへの啓蒙運動の伝播」

    青木滋之

    第44回社会思想史学会大会  ( 甲南大学 )   2019年10月  社会思想史学会

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    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    アイルランドの哲学者ジョン・トーランド(1670-1722)が著した『秘儀なきキリスト教(Christianity Not Mysterious, 1696)』は、キリスト教の秘儀性を真っ向から否定した記念碑的著作であるだけでなく、イングランドの哲学者ジョン・ロック(1632-1704)の認識論を推し進めた点で、啓蒙運動がイングランドからアイルランドへと伝播したことを示す興味深い著作である(同じく、アイルランドの哲学者バークリが、ロックの知覚表象説を観念論へと推し進めたのと大変似ている)。この発表では、トーランドがロックの認識論に依拠しつつも、そこからどのように秘儀性の否定へと至ったのか、ロック哲学との比較を行いながら詳らかにしていきたい。

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  • “Locke versus Berkeley revisited – an interpretive essay on historiography” 招待 国際会議

    Shigeyuki Aoki

    UK-Japan Special Conference : Aspects of Early Modern British Philosophy  ( St Peter’s College, the University of Oxford )   2019年9月  the University of Oxford and Japanese Society for British Philosophy

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    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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  • 「ジョン・ロックの実験医学 ― 内容と試訳」

    青木滋之

    第13回ジョン・ロック研究会  ( 国際基督教大学 )   2019年8月  ジョン・ロック研究会

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 「哲学の舞台裏」 招待

    青木滋之

    第6回はちおうじ哲学カフェ  ( 八王子市市民活動支援センター )   2019年6月  はちおうじ哲学カフェ

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    「哲学」というと何か難しいイメージがあります。しかし、哲学とはいったい何でしょうか? 今回の哲学カフェでは、イギリスの哲学を専門とされ、科学思想史に造詣の深い青木滋之氏(中央大学准教授)をゲストにまねき、有名な哲学者の著作が生まれた背景や、問題意識に目を向けてみたいと思います。哲学の「舞台裏」をのぞいてみませんか。

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  • 「ジョン・ロックの論証的道徳」 招待

    青木滋之

    大学院演習での特別講演  ( 国際基督教大学 )   2019年6月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    ジョン・ロックの哲学において、道徳は(原理的に)論証可能とされる。混合様相では、実在的本質と唯名的本質が一致するため、道徳で使われる観念の本質をつかむこと―存在からその性質を演繹的に導き出すこと―が(原理的に)可能だからである。しかし、実際には道徳において論証を行うのは困難である。ロックが挙げる理由は、道徳的観念においては、可感的印が欠如していること、複雑であること、の2つである。さらに、数の様相におけるように最小の違いが明晰に知覚できなかったり、道徳的観念は自然に基礎を持たないがゆえに、自然からの制約を受けず(自然によってテストできず)、その作り方が人/文化圏/言語などに応じて多様化してしまうからだろう、と思われる。ロックにおける「自然状態」などは、正にそうした点を示しているのではないだろうか。

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  • 宇宙論がもたらす「人生の意味」への問い

    青木滋之

    日本地球惑星科学連合2019年大会  ( 幕張メッセ )   2019年5月  日本地球惑星科学連合

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    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    人生ないし生命の意味というものは、色んな次元において語られうる。近年の議論で大多数を占めているのは、個人の人生において、どのような人生の意味を見出しうるか、という議論であり、これは「人生の意味」というよりもむしろ、「人生の中での意味」に相当する。他方、宇宙論や生命科学といったグローバルな次元からすると、一瞬とも言える個体の人生/生命そのものに一体何の意味があるのか、という問い(懐疑論)も成り立つ。この発表では、グローバルな立場からの、個人主義的な「人生の意味」に対する様々なタイプの懐疑論を類型化し、果たして人生の意味という問いはそれぞれの次元で閉じた性質を持つのかどうかを検討したい。

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • イングランド啓蒙の思想史的意義 ―拡散性とその受容の学際的研究

    研究課題/領域番号:23K25273  2023年4月 - 2027年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)  中央大学

    青木 滋之, 小城 拓理, 中野 安章, 竹中 真也, 渡邊 裕一, 武井 敬亮, 柏崎 正憲

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    配分額:15730000円 ( 直接経費:12100000円 、 間接経費:3630000円 )

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  • イングランド啓蒙への学際的アプローチ ―「開かれた理性」の復権を目指して

    研究課題/領域番号:19H01203  2019年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)  中央大学

    青木 滋之, 小城 拓理, 後藤 大輔, 下川 潔, 瀧田 寧, 武井 敬亮, 竹中 真也, 中野 安章, 沼尾 恵, 渡邊 裕一, 柏崎 正憲

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    配分額:16900000円 ( 直接経費:13000000円 、 間接経費:3900000円 )

    2020年度では、「イングランド啓蒙」からの様々な流れ、周辺国への影響関係のうち、アイルランドの政治哲学者ウィリアム・モリニューへの影響を、The Case of Ireland (1698)を主要テキストに用いて研究したほか、2020年3月から延期された日本イギリス哲学会セッション「17世紀イングランドにおける啓蒙思想の萌芽――知性・意志・自律」では、17世紀中葉のイングランドの思想家、ホッブズ、カドワース、ロックにみられる啓蒙思想の萌芽について研究を行った。
    研究成果は、上記のセッションのものが日本イギリス哲学会のウェブサイトに掲載されたほか、定期的なイングランド啓蒙研究会の開催により、イングランド啓蒙とパンデミック(17世紀ペスト)の問題、ロックの知性論(教育論)、科学と宗教の双生、といった内容について研究を進めた。研究分担者による単著の検討会も行った。また、2021年度に本格的な検討に入る予定の、研究論文集のアイデア出しを行ったが、そこでは政治哲学、宗教論(寛容論)、道徳哲学、教育論、自然神学、自然哲学といった幅広いトピックが触れられることが論じられた。
    以上のような研究会の様子は、「イングランド啓蒙研究会」ブログで発信してきている。

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  • クリティカルシンキングの向上を目的としたアクティブラーニング型アプリの開発

    2018年4月 - 2021年3月

    日本学術振興会  基盤研究(B) 

    井上 奈良彦

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    資金種別:競争的資金

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  • 議論教育のための対話型教材開発に向けた基礎的研究 研究課題

    2014年4月 - 2018年3月

    日本学術振興会  基盤研究(B) 

    井上 奈良彦

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    資金種別:競争的資金

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  • ジェネリック・スキルの測定と発達に関する基礎的研究

    研究課題/領域番号:25780400  2013年4月 - 2016年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)  九州大学

    山形 伸二, 井上 奈良彦, 筧 一彦, 蓮見 二郎, 青木 滋之, 金子 晃介, 荒井 清佳

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    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

    議論の論理構成を評価する能力は,現代社会にあふれる様々な言説を良き市民として適切に考慮し,自他の主張の根拠を客観的に把握し,生産的なコミュニケーションを可能にするための必須のスキル(知的インフラ)である。本研究では,単純な論証を適切に表現した図を選択させる課題により非形式論理の推論能力を測定するテストを開発し,インターネット調査によりその信頼性と妥当性の検討を行った。

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  • 学際的な議論教育からのトゥールミンモデルの再検討と、新たな議論モデルの効果測定

    研究課題/領域番号:25580005  2013年4月 - 2016年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究  会津大学

    青木 滋之, 伊勢田 哲治, 井上 奈良彦, 蓮見 二郎, 山形 伸二, 筧 一彦, 井上 研, 久保田 祐歌

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    配分額:3770000円 ( 直接経費:2900000円 、 間接経費:870000円 )

    これまで、議論教育や非形式論理でよく使われてきているトゥールミンの議論モデル(Toulmin's Model of Argument)と、クリティカルシンキングの教科書で用いられる論証図の教育効果を、それぞれのモデルを用いた授業前後の批判的・論理的思考力テストの評価によって明らかにした。また、トゥールミンモデルは、(1)あらゆる議論を記述するモデルというよりも、規範的なモデルとして捉えることが適していること、(2)動的な議論の流れを追うには改良が必要であること、を明らかにした。

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  • 地球惑星科学の哲学の基盤構築

    研究課題/領域番号:23320005  2011年4月 - 2014年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)  会津大学

    青木 滋之, 吉田 茂生, 伊勢田 哲治, 戸田山 和久, 熊澤 峰夫, 渡邊 誠一郎, 矢島 道子

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    配分額:17680000円 ( 直接経費:13600000円 、 間接経費:4080000円 )

    これまでの科学哲学ではあまり中心的に扱われてこなかった、地球惑星科学の歴史・哲学に関する基盤研究を行った。第一班:地球惑星科学の方法論、第二班:地球惑星科学の科学史、第三班:科学の科学、という3つの班による研究成果は、Nagoya Journal of Philosophyの10号,11号に論文集として公刊された。

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  • 科学技術社会論と融合したクリティカルシンキングの研究および教育手法開発

    研究課題/領域番号:21300323  2009年 - 2011年

    日本学術振興会  基盤研究(B)  基盤研究(B)  京都大学

    伊勢田 哲治

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    資金種別:競争的資金

    本研究課題の研究の成果としては、第一に、クリティカルシンキングと科学技術社会論それぞれの見直しと、理論的な拡充がある。抽象的な思考技術としてのクリティカルシンキングの具体化が本課題を通して進められ、また双方向コミュニケーションや疑似科学の問題をクリティカルシンキングの中に位置づけなおすためにメタCTという概念が導入された。科学技術社会論に対してもクリティカルシンキングの技法をどう位置づけるかという問題に解決を与える過程で、欠如モデルと双方向モデルを相対化し、適切に使い分けるための思考のプロセスが提示された。
    もうひとつの成果は、科学技術社会論的なクリティカルシンキング、という、具体性と抽象性をバランスよく併せ持った教育フォーマットが作られたということである。具体的には、科学技術の関わる社会問題について両論併記しながら、その問題を読み解くために必要な科学技術社会論の知識とクリティカルシンキングの技法を提示し、実践的に学んでいくというユニットシステムの教育手法の開発を行った。二つを融合させたということは単に教育効率の問題ではない。本研究が提示したのは一見したところどう結びつけてよいかわからない二つの思考スタイルを統一的なものとして提示する教育フォーマットであり、そこにはどちらの領域にも還元されない独自の要素として、クリティカルシンキングそのものを批判的に反省するという教育手法がつけ加わっている。

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  • ロックの自然主義的認識論の研究と、その現代的意義の解明

    研究課題/領域番号:05J07466  2005年 - 2008年

    日本学術振興会  特別研究員奨励費  特別研究員奨励費  名古屋大学

    青木 滋之

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    2007年度の実績としては、共著1冊、学術論文2本、研究会/学会での発表4回が挙げられる。ロックの認識論の起源、展開、および後世への影響という側面から、ロック哲学を科学史の中に位置づけ、自然主義認識論の活きた歴史的事例として扱う研究を主に行った。共著(Studies on Locke:Sources,Contemporaries,and Legacy)では、国内外でも十分な研究が行われていないロックの物質概念について論じ、ロックが行ったデカルト批判および経験的な物質探求の方法論の提唱が、ボイルを始めとするイングランド実験哲学者の認識論的な基盤を与えるものであったことを明示した。2つの論文では、ロックの認識論が17世紀のイングランド実験医学に起源を持つことを詳細にし(『イギリス哲学研究』)、また、その体系性により初めてイングランド実験哲学の認識論的原理の定式化に成功したものであったことを、先行するフックやグランヴィルらの認識論との比較研究によって明らかにした(Nagoya Journalof Philosophy)。4回の研究会・学会発表のうち、後者の2つ(ジョン・ロック研究会、イギリス哲学会総会)では、そうしたロックの認識論が、ニュートン自然学と親和性を持ち、18世紀のニュートン自然学の認識論的基盤を提供するものとしてニュートン主義者に取り込まれていった点を明らかにした。前者の2つ(創造的哲学者の会、科学基礎論学会講演会)では自然主義認識論の現代的展開を追及し、認知行動学に基づいた経験的アプローチが、自然主義の代表的立場である信頼性主義をどのように変容させていく可能性があるのかを論じた。

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現在の担当授業科目

  • 2024年度   卒業論文   学部

  • 2024年度   哲学への誘い(1)/哲学概論(1)   学部

  • 2024年度   哲学への誘い(2)/哲学概論(2)   学部

  • 2024年度   哲学概論Ⅰ   学部

  • 2024年度   哲学概論Ⅱ   学部

  • 2024年度   対話の哲学   学部

  • 2024年度   教育実習   学部

  • 2024年度   現代論理学   学部

  • 2024年度   西洋近世哲学特殊研究A   大学院

  • 2024年度   西洋近世哲学特殊研究B   大学院

  • 2024年度   西洋近世哲学研究ⅠA   大学院

  • 2024年度   西洋近世哲学研究ⅠB   大学院

  • 2024年度   西洋近世哲学研究ⅡA   大学院

  • 2024年度   西洋近世哲学研究ⅡB   大学院

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委員歴

  • 2018年6月 - 現在

    イングランド啓蒙研究会   世話人  

  • 2011年 - 現在

    日本地球惑星科学連合   科学論セッションコンビーナ  

  • 2007年7月 - 現在

    ジョン・ロック研究会   世話人  

  • 2019年 - 2024年3月

    ディベート教育国際研究会   論集編集委員  

  • 2018年4月 - 2023年3月

    日本哲学会   編集委員  

  • 2020年10月 - 2022年7月

    応用哲学会   編集委員  

  • 2018年4月 - 2020年3月

    日本イギリス哲学会   理事  

  • 2015年 - 2019年

    ディベート教育国際研究会   論集編集委員長  

  • 2011年 - 2012年

    応用哲学会   理事  

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社会貢献活動

  • S評価が取れるレポート講座 ―説得力のあるレポート作成ためのコツ―(愛知大学)

    役割:講師

    愛知大学・丸善雄松堂  2023年6月 -  

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  • より良いレポート・ライティング講座 -説得力のあるレポート作成のコツ-(上智大学)

    役割:講師

    上智大学・丸善雄松堂  2022年11月 -  

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  • S評価が取れるレポート講座 ―説得力のあるレポート作成ためのコツ―(愛知大学)

    役割:講師

    愛知大学・丸善雄松堂  2022年6月 -  

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  • 良い評価を取るためのレポート講座 ―説得力あるレポート作成のコツ―(丸善雄松堂 VOD講座)

    役割:講師

    丸善雄松堂  2021年7月 -  

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    対象: 大学生

    種別:インターネット

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  • 良い評価を取るためのレポート講座 ―説得力あるレポート作成のコツ―(県立広島大学)

    役割:講師

    県立広島大学・丸善雄松堂  2021年7月 -  

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    対象: 大学生

    種別:インターネット

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  • S評価が取れるレポート講座 ―説得力のあるレポート作成ためのコツ―(愛知大学)

    役割:講師

    愛知大学・丸善雄松堂  2021年6月 -  

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    対象: 大学生

    種別:インターネット

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  • 納得できるレポート作成のためのコツ ~レポートに役立つロジカルシンキング~(愛知大学)

    役割:講師

    愛知大学・丸善雄松堂  2020年10月 -  

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    対象: 大学生

    種別:インターネット

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  • あなたは死んだらどうなりますか? ~唯物論・心身問題・人格同一性から考える~(八王子学園都市大学いちょう塾 公開講座)

    役割:講師

    八王子学園都市大学いちょう塾  八王子学園都市大学いちょう塾 公開講座  八王子スクエアビル11階 八王子市学園都市センター  2020年9月    

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    対象: 社会人・一般

    種別:出前授業

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  • レポート作成のためのロジカルシンキング(県立広島大学)

    役割:講師

    県立広島大学学術情報センター図書館・丸善雄松堂  2020年9月 -  

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    対象: 大学生

    種別:インターネット

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  • 会津若松市社会教育委員

    役割:助言・指導, 運営参加・支援

    会津若松市  2013年12月 - 2019年12月

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    対象: 行政機関

    会津若松市の社会教育委員として、3期務めた。その間、「あいづまちなかキャンパス」を会津若松市-会津大学の協働で行い、「会津若松市社会教育委員の会議」から提言書をまとめるなど、会津若松市の社会教育に貢献した。

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メディア報道