2024/02/01 更新

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アカギ ミエコ
赤城 美恵子
AKAGI Mieko
所属
法務研究科(ロースクール) 教授
その他担当機関
法学研究科刑事法専攻博士課程後期課程
外部リンク

学位

  • 博士(法学) ( 東北大学 )

  • 修士(法学) ( 東北大学 )

学歴

  • 2004年3月
     

    東北大学   法学研究科   基礎法学専攻   博士後期   修了

  • 1999年3月
     

    東北大学   法学研究科   基礎法学専攻   博士前期   修了

  • 1997年3月
     

    東北大学   法学部   卒業

経歴

  • 2021年4月 -  

    中央大学法務研究科教授

  • 2015年4月 - 2021年3月

    帝京大学法学部法律学科准教授

  • 2010年4月 - 2015年3月

    帝京大学法学部法律学科専任講師

  • 2006年4月 - 2009年3月

    日本学術振興会・特別研究員(PD)

  • 2004年4月 - 2006年3月

    東北大学大学院法学研究科助手

所属学協会

  • 法制史学会

  • 東洋法制史研究会

  • 中国社会文化学会

  • 法史学研究会

  • 法文化学会

研究キーワード

  • 東洋法制史

研究分野

  • 人文・社会 / 基礎法学  / 基礎法学

論文

  • 大正刑事訴訟法における「存留養親」条項導入について

    赤城美恵子

    中央ロー・ジャーナル   19 ( 1 )   3 - 40   2022年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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  • 東洋法制史学の生成(シンポジウム報告:日本における法史研究の歴史)

    赤城美恵子

    法制史研究   70   148 - 178   2021年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

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  • 清朝順治期における滞獄解消問題――「蘇理沈獄」・「京詳之経制一復」の分析を通じて

    赤城美恵子

    帝京法学   31 ( 1・2 )   548 - 509   2018年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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  • 清朝前期における熱審について

    赤城美恵子

    帝京法学   30 ( 1 )   220 - 175   2016年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:帝京大学法学会  

    CiNii Books

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    その他リンク: http://hdl.handle.net/10682/3501

  • 清代における秋審判断の構造――犯罪評価体系の再構成 査読

    赤城美恵子

    法制史研究   ( 63 )   55 - 101   2014年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:法制史學會 ; 1952-  

    CiNii Books

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  • 清代における律例と秋審条款の量刑基準――闘殴殺人を例に――

    赤城美恵子

    法学   75 ( 5 )   111 - 173   2012年1月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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  • 清代司法システムにおける律例

    赤城美恵子

    BI   4   2010年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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  • 清代服制事案に関する一考察――秋審手続を通じてみたる―― 査読

    赤城美恵子

    東洋文化研究所紀要   155   1 - 59   2009年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:東京大学東洋文化研究所  

    传统中国,律在制定时,将亲属间杀伤行为区别于非亲属间杀伤行为,在亲属关系规定中,又根据其身份关系的不同,制定了更为细致的具体规定。但基本上,尊长杀伤卑幼,比杀伤凡人处罚要轻,相反卑幼杀伤尊长,比杀伤凡人处罚重要。然而,清朝秋审判断,对于各种加重事由和减轻事由的积极引入,却缓和了律对于身份关系的这种严格区分。清朝律中规定了期功尊长杀害案件要处以斩立决的重罚,但如果具备了可减轻处罚的事由,就可通过审判程序中的夹签声请改为监候。虽然秋审中,期功尊长杀害案件因其罪情重大而不能不被认定为情实,但因为已具有了可让死刑延缓执行的减轻事由,于是很有可能在秋审中被免予勾决(死刑执行),而正是基于这一点的考虑,免勾二次即可改为缓决的办法被创造了出来。后来也被应用于其他的尊长杀害案件。另一方面,尊长杀害卑幼,借助于条例也走向了严罚化,事实上即使是在秋审中,这类案件也不应当全部被认定为可矜、缓决。尊长杀害案件一旦被认定为情实,被勾决的可能性就会很大,即使勾决被免除,但要想改为缓决,必须经过十次的免勾。当然,亲属间的身份关系只是秋审判断时的考虑因素之一,杀害卑幼的尊长被确定为情实的要件与凡人案件相比要严格的多。如果单纯地就处分方式来看,律中规定的尊长杀害的斩立决要重于卑幼杀害的绞监侯,但在秋审判断之后,尊长杀害案件的处分实际上要轻于卑幼杀害案件。

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    その他リンク: http://hdl.handle.net/2261/24476

  • 清朝秋審における緩決人犯の減等について

    赤城美恵子

    法史学研究会会報   ( 12 )   1 - 14   2008年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:法史学研究会  

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  • 清朝初期における「恤刑」(五年審録)について 査読

    赤城美恵子

    東洋文化研究所紀要   152   1 - 57   2007年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:東京大学東洋文化研究所  

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    その他リンク: http://hdl.handle.net/2261/8122

  • 清朝秋審における趕入について 査読

    赤城美恵子

    中国――社会と文化   ( 20 )   168 - 185   2005年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:中国社会文化学会  

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  • 「緩決」の成立――清朝初期における監候死罪案件処理の変容―― 査読

    赤城美恵子

    東洋文化研究所紀要   147   67 - 119   2005年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:東京大学東洋文化研究所  

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  • 可矜と可疑――清朝初期の朝審手続及び事案の分類をめぐって―― 査読

    赤城美恵子

    法制史研究   ( 54 )   25 - 59   2005年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物

  • 刑罰をめぐる法文化

    高塩博編( 担当: 共著)

    国際書院  2018年 

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    担当ページ:99-122頁   記述言語:日本語   著書種別:学術書

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  • 法の流通

    鈴木秀光, 高谷知佳, 林真貴子, 屋敷二郎編( 担当: 共著)

    慈学社  2009年 

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    担当ページ:811-848頁   記述言語:日本語   著書種別:学術書

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  • 理性与智慧 : 中国法律伝統再探討--中国法律史学会2007年国際学術研討会文集

    張中秋編( 担当: 共著)

    中国政法大学出版社  2008年 

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    担当ページ:357-365頁   記述言語:中国語   著書種別:学術書

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MISC

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講演・口頭発表等

  • 東洋法制史学の生成

    赤城美恵子

    法制史学会第71回総会  2019年6月 

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    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

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  • 清朝時代の裁判と刑罰―「五年審録」、「熱審」、「朝審」・「秋審」から―

    赤城美恵子

    法史学研究会第195回例会  2018年10月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 清代における秋審判断の構造について

    赤城美恵子

    法制史学会第64回総会  2012年6月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 清代における律例及び秋審条款の量刑基準――闘殴殺人を例に――

    赤城美恵子

    法制史学会東京部会第238回例会  2011年11月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 清代司法システムにおける律例

    赤城美恵子

    東文研シンポジウム「中国法の美」  2009年12月 

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    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

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  • 中国清代的秋審和秋審条款 国際会議

    赤城美恵子

    中国史学会第9回国際学術大会  2008年9月 

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    記述言語:中国語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 清代的秋审处与秋审条款 国際会議

    赤城美恵子

    中国法律史学会2007年学術年会  2007年11月 

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    記述言語:中国語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 清代の秋審処と秋審条款

    赤城美恵子

    法史学研究会第125回例会  2007年10月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 清朝初期における「恤刑」(五年審録)について

    赤城美恵子

    法制史学会東京部会第215回例会  2006年10月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 清代秋審における趕入について

    赤城美恵子

    第90回東文研セミナー  2004年12月 

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    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • 清朝初期における監候死罪案件の処理について

    赤城美恵子

    第78回東文研セミナー  2004年7月 

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    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • 清朝初期における監候死罪案件の処理について

    赤城美恵子

    法制史学会東京部会第200回例会  2004年6月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 情真と矜疑――清朝初期の朝審における事案分類のカテゴリー――

    赤城美恵子

    法制史学会第55回総会  2003年4月 

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 清代初期における「滞獄」解消問題の研究

    研究課題/領域番号:24730006  2012年4月 - 2014年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)  帝京大学

    赤城 美恵子

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    配分額:1820000円 ( 直接経費:1400000円 、 間接経費:420000円 )

    皇帝官僚制による統治機構が裁判機構を兼ね、事案の重大性に応じてその裁決権を上級機関が保持する帝制中国の裁判システムにおいては、下級機関から報告がされない限り、裁判手続は進まない。犯罪者を拘禁しておきながら裁判手続をすすめずに獄に放置することを、古来中国では「滞獄」と称し、解消するべき問題として捉えてきた。
    本研究では、清朝初期の裁判史料及び法制史料の分析を通じて、清朝が、従来の王朝とは異なり、滞獄を、司法監察の際の一括審理によってではなく、下級機関からの報告の徹底により解消しようとし、そのための制度を整備したことを明らかにした。

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  • 清朝初期における「恤刑(五年審録)」の手続的実態とその機能

    研究課題/領域番号:17730004  2005年 - 2006年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)  東北大学

    赤城 美恵子

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    配分額:1500000円 ( 直接経費:1500000円 )

    本年度においては、国内外での史料の調査・収集・整理につとめた。
    とりわけ、清代初期の恤刑(ひいては当時の裁判システム)の手続的実態を解明するという本研究の目的からは、恤刑に携わった官僚が各地方における恤刑実施状況について皇帝に報告するために提出した上奏文を中心に、清代初期の行政文書を精査することが重要となる。
    日本でも閲覧可能な、台湾・中央研究院歴史語言研究所から出された『明清 案』は、当該研究所が所蔵する清代の上奏文のうち、一部を収めたものである。この『明清 案』については研究代表者の所属する研究機関でも所蔵しており、利用に簡便であるため、本研究においては網羅的にかつ詳細に閲覧し、とりわけ本研究に関連するものを見分けるべく精査した。
    ただし、中央研究院に所蔵されている上奏文はそれでも全体の一部に過ぎず、大半は中国・北京にある中国第一歴史档案館に所蔵されている。そこで、史料の偏りを防ぎ、データの客観性を保つため、当該档案館に赴き、清初の上奏文を同様に閲覧・精査した。
    これら国内・海外において精査した、とりわけ本研究において必要と考えられる上奏文に関しては、電子複写等をおこなうとともに、当該上奏文が提出された年月日・提出者の名およびその職名・さらにいずれの地域の恤刑に関するものなのかといったデータをパソコンに入力している。
    上奏文以外にも、清初の官僚が恤刑も含め当時の裁判手続について如何なる認識を抱いていたのか探るため、彼らの記した手記等を調査・閲覧のうえ、必要箇所につき筆写・電子複写をおこなった。国内においては東京大学東洋文化研究所や国会図書館などで、国外においては、北京の中国国家図書館や北京大学図書館などでこの作業をおこなった。
    これら収集した史料の精読を進めている。

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