2024/10/29 更新

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イダ カツユキ
井田 克征
IDA Katsuyuki
所属
総合政策学部 准教授
その他担当機関
総合政策研究科総合政策専攻博士課程前期課程
連絡先
メールによる問い合わせは《こちら》から
外部リンク

学位

  • 博士(文学) ( 金沢大学 )

  • 修士 ( 金沢大学 )

学歴

  • 2005年3月
     

    金沢大学   社会環境科学研究科   国際社会環境学専攻   博士   修了

  • 2001年7月
     

    インド・プネー大学   サンスクリット・プラークリット学部留学(文部省派遣留学制度)   その他

  • 1999年3月
     

    金沢大学   文学研究科   哲学専攻   修士   修了

  • 1996年3月
     

    金沢大学   文学部   行動科学科   卒業

経歴

  • 2020年4月 -  

    中央大学   総合政策学部   准教授

  • 2018年7月 - 2020年3月

    大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合人間文化研究推進センター   南アジア地域研究・龍谷大学拠点   研究員

  • 2009年4月 - 2018年6月

    石川工業高等専門学校   非常勤講師

  • 2005年4月 - 2008年3月

    東北大学   インド学仏教史研究室   日本学術振興会特別研究員PD

所属学協会

  • 日本印度学仏教学会

  • 日本宗教学会

  • 日本南アジア学会

  • 印度学宗教学会

  • インド思想史学会

研究キーワード

  • 南アジア

  • ヒンドゥイズム

研究分野

  • 人文・社会 / 宗教学

  • 人文・社会 / 中国哲学、印度哲学、仏教学

  • 人文・社会 / 地域研究  / 南アジア研究

論文

  • マハーヌバーヴ派の初期聖典におけるアンチ・バラモン的傾向 招待

    井田 克征

    RINDASプロシーディングス 2021年度RINDAS総括シンポジウム南アジアの思想と価値の基層的変化   7 - 20   2022年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   出版者・発行元:龍谷大学南アジア研究センター  

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  • Emotions Relating to Salvation in the Bhakti Literature of Maharashtra

    Katsuyuki Ida

    FINDAS International Conference Series 7: Thinking Emotions in South Asia   26 - 41   2022年3月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   出版者・発行元:The Center for South Asian Studies (FINDAS) Tokyo University of Foreign Studies  

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  • The Relationship between Dalits and Gundam Raul in the Mahanubhav Hagiographies 査読

    Katsuyuki Ida

    MINDAS Series of Working Papers No. 4, The Caste formation in Maharashtra   9 - 15   2022年1月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:Centre for South Asian Studies at the National Museum of Ethnology (MINDAS)  

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  • 『エークナーティー・バーグヴァト』における神の化身について

    井田 克征

    印仏研、印度学仏教学研究   65 ( 1 )   254 - 249   2016年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本印度学仏教学会  

    <p>The Sanskrit word avatāra means the appearance or incarnation of a deity (especially Viṣṇu) on earth. In this paper, I discuss the development of the concept of avatāra in the Vārkarī sect, according to the Eknāthī-Bhāgvat, written in the Marāthī language by the sant (poetic saint) Eknāth in the 16th century.</p><p>In the Sanskritic Vaiṣṇava tradition, it is believed that Lord Viṣṇu descends to the earth as avatāras for the salvation of his devotees. After that, Eknāth expanded this concept of avatāra. He insisted that his guru Janārdana is an avatāra of God and emphasized the importance of guru-bhakti (devotion to the guru). This modification of the concept of avatāra made sant-worship possible for later Vārkarīs.</p>

    DOI: 10.4259/ibk.65.1_254

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  • マハーヌバーヴ派における遺物の崇拝について

    井田 克征

    南アジア言語文化   7   1 - 25   2013年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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  • インドにおける旅と癒し : トランバケーシュワルの事例を出発点に (シンポジウム 癒しの現代的諸相)

    IDA Katsuyuki

    北陸宗教文化   ( 25 )   19 - 35   2012年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:北陸宗教文化学会  

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  • 『日本的霊性』における分別性

    井田 克征

    北陸宗教文化   ( 23 )   19 - 36   2010年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:北陸宗教文化学会  

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  • ラリター女神の悪魔討伐--タントラとヴェーダの関係性に関する試論

    IDA Katsuyuki

    密教学研究   ( 41 )   59 - 71   2009年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本密教学会事務局  

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  • トゥルシーの物語--女神になった聖なる植物 (特集 縁起の東西--聖人・奇跡・巡礼) -- (さらなる縁起の沃野へ)

    井田 克征

    アジア遊学   ( 115 )   118 - 124   2008年10月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:勉誠出版  

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  • Drinking goddess, non-drinking Brahmin (Proceedings (3) Of the fifty-eighth congress held at Shikoku University)

    Ida Katsuyuki

    JOURNAL OF INDIAN AND BUDDHIST STUDIES (INDOGAKU BUKKYOGAKU KENKYU)   56 ( 3 )   1049 - 1053   2008年3月

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    記述言語:英語   出版者・発行元:日本印度学仏教学会  

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  • 酒を飲む女神と酒を飲まないバラモン

    井田 克征

    印仏研、印度学仏教学研究   56 ( 3 )   1049 - 1053   2008年

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    記述言語:英語   出版者・発行元:日本印度学仏教学会  

    いわゆる正統ヒンドゥイズムが酒などの「不浄」を忌避するのと対照的に,ヒンドゥータントリズムでは,そうした不浄を意図的に使用する例がしばしば見出される.タントリズムは,タブーの侵犯を通じて宗教的な成就の達成を目指すものと説明されることも多い.しかしながら,これはタントリズムにおける酒の使用を,説明し尽くすものではない.本稿は,そうした酒の使用が,神秘主義的な解釈を経由しなくても説明しうることを示すものである.まず正統ヒンドゥー的規範の中で,飲酒は(特にバラモン階層において)厳密に禁止されていた.この一方で,ヴィナーヤカ,祖霊,悪魔など「恐ろしい」存在を鎮めるために行われる献供において,酒は欠かせないものであった.これに対して,タントリズムでは,飲酒と献酒の文脈が重なり合っている点が興味深い.タントリズムにおいては,宗教的熟練者に,しかも儀礼的文脈の中でのみ飲酒が許され,それどころか解脱をもたらすものとさえ言われる.これを理解するには,タントリズムにおいては崇拝対象たる最高神への献酒が重視されていることを考慮する必要がある.飲酒の許可は,女神が好む酒を,その信徒達(その大半はバラモンであった)が忌避するという矛盾の回避として考えられる.またほとんどの場合,飲酒とは,神格へ捧げた酒のお下がりを飲むことであり,ならばそこに宗教的意味が見出されるようになるのは必然である.一方いくつかのタントラ文献では,バラモンは酒を献供に用いなかったり,代理人を立てて献供したりする.これもまた,現実の女神崇拝の要請と,バラモン的規範意識との間の矛盾の解消策の一つとして理解できよう.

    DOI: 10.4259/ibk.56.3_1049

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  • ヒンドゥータントリズムにおけるバクティ--神への信愛からグルへの帰依へ

    IDA Katsuyuki

    密教学   ( 44 )   95 - 110   2008年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:種智院大学密教学会  

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  • クールマチャクラについて

    IDA Katsuyuki

    論集   ( 33 )   98 - 79   2006年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:印度学宗教学会  

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  • ヒンドゥータントリズムにおけるチャクラプージャー

    井田 克征

    宗教研究   79 ( 3 )   769 - 790   2005年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本宗教学会  

    ヒンドゥータントリズムの典型ともされるシュリークラ派では、チャクラプージャーと呼ばれる儀礼が行われる。聖なるヤントラに最高女神を勧請し、マントラなどを唱えて供養するというこの儀礼は、より古いいくつかの実践の複合体として形成されたものであり、そしてそれらの実践は、本来は超常力などの現世利益を目的としたものであったことが、同派の古い資料から確認される。しばしば「左道的」「オカルト的」とも形容されるこの古い実践は、時代とともにチャクラプージャーのプロセスの中へと組み込まれていくこととなった。この時、具象的な儀礼行為は瞑想的な儀礼へと置き換えられている。こうした儀礼の複合化と観念化は、YHなどの理論的著作において示された、あらゆる儀礼行為は&lt;最高女神への帰滅=解脱&gt;に他ならないというパラダイムに導かれて発展したものである。そして、このような解脱論の導入は、自分達の「左道的」実践を、より穏健なものへと置き換えることで正統ヒンドゥイズム側からの非難をかわそうという、戦略のひとつとして理解できるだろう。

    DOI: 10.20716/rsjars.79.3_769

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  • タントラ文献に見られるアルグヤ儀礼について

    井田 克征

    印度学仏教学研究   53 ( 1 )   446 - 444   2004年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本印度学仏教学会 = Japanese Association of Indian and Buddhist studies  

    DOI: 10.4259/ibk.53.446

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  • タントラ文献に見られるアルグヤ儀礼について

    井田 克征

    印仏研、印度学仏教学研究   53 ( 1 )   446 - 444   2004年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本印度学仏教学会  

    DOI: 10.4259/ibk.53.446

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  • 『タントララージャ』におけるホーマ儀礼

    井田 克征

    社会環境研究   8   13 - 23   2003年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:金沢大学  

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  • プラーナーヤーマとクンダリニーヨーガ--シュリークラ派における儀礼解釈の二つの位相

    井田 克征

    論集   ( 30 )   111 - 130   2003年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:印度学宗教学会  

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  • タントラ文献におけるnyasa儀礼の一例--Yoginihrdayaの第3章を中心として

    井田 克征

    北陸宗教文化   ( 13 )   121 - 142   2001年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:北陸宗教文化研究会  

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  • Srikula派の瞑想における世界認識の構造--VarivasyarahasyaのMantra論を中心に

    井田 克征

    北陸宗教文化   ( 12 )   39 - 66   2000年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:北陸宗教文化研究会  

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  • Varivasyarahasyaにおけるマントラ論 (龍谷大学における第50回学術大会紀要(1))

    井田 克征

    印度学仏教学研究   48 ( 1 )   516 - 514   1999年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本印度学仏教学会  

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書籍等出版物

  • ブラフマニズムとヒンドゥイズム2:古代・中世インドの宗教と実践

    藤井, 正人, 手嶋, 英貴( 担当: 分担執筆 範囲: 中世マラーティー語のバクティ文学における出家者pp.429-453)

    法藏館  2022年12月  ( ISBN:9784831877628

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    総ページ数:xi, 459p   記述言語:日本語  

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  • 南アジアの新しい波・上―グローバルな社会変動と南アジアのレジリエンス

    井田克征( 担当: 分担執筆 範囲: 第10章「出家の理由―マハーヌバーヴ教団の事例から」)

    昭和堂  2022年3月 

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    総ページ数:296   担当ページ:pp. 245-271   記述言語:日本語   著書種別:学術書

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  • ようこそ南アジア世界へ(シリーズ地域研究のすすめ)

    石坂晋哉, 宇根義己, 舟橋健太( 担当: 分担執筆 範囲: 第3章「宗教」(59-76頁),第4章「哲学・思想」(79-95頁))

    昭和堂  2020年4月 

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  • ようこそ南アジア世界へ

    石坂 晋哉, 宇根 義己, 舟橋 健太( 担当: 分担執筆 範囲: 第3章「宗教」,第4章「思想」)

    昭和堂  2020年3月  ( ISBN:4812219183

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    担当ページ:59-76, 79-95   記述言語:日本語   著書種別:学術書

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  • 聖地のポリティクス―ユーラシア地域大国の比較から

    井田 克征( 担当: 分担執筆 範囲: 聖地と物語―マハーヌバーヴ教団の事例から(pp. 87-112))

    風響社  2019年 

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  • インド文化事典

    井田 克征( 担当: 分担執筆 範囲: 「神秘思想」他4項目)

    丸善出版  2018年 

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  • 世界を動かす聖者たち (平凡社新書)

    井田 克征( 担当: 単著)

    平凡社  2014年3月  ( ISBN:4582857248

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    総ページ数:239  

    ASIN

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  • アジアの灌頂儀礼:その成立と伝播

    井田 克征( 担当: 分担執筆 範囲: ヒンドゥー教タントリズムにおける灌頂:聖典シヴァ派の例から)

    法蔵館  2014年 

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  • ヒンドゥータントリズムにおける儀礼と解釈―シュリーヴィディヤー派の日常供養

    井田 克征( 担当: 単著)

    昭和堂  2012年3月  ( ISBN:4812212154

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    総ページ数:314  

    ASIN

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  • 世界宗教百科事典

    井田 克征( 担当: 分担執筆 範囲: 「ヴィーラシャイヴァ」)

    丸善出版  2012年 

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  • Historical Development of the Bhakti Movement in India: Theory & Practice

    井田 克征( 担当: 共編者(共編著者) 範囲: The Concept of Bhakti in the Tantric Trarition; pp.113-130)

    Manohar  2011年4月 

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  • 聖地と聖人の東西:起源はいかに語られるか

    井田 克征( 担当: 分担執筆 範囲: 十一夜の祭りの物語)

    勉誠出版  2011年 

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MISC

  • 南アジア(古代・中世)

    井田克征

    史學雑誌   132 ( 5 )   286 - 289   2023年5月

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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  • 恐怖を見積もる

    井田克征

    中央評論   74 ( 4 )   12 - 16   2023年1月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

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  • ケーシャヴ・ナーヤクの井戸:中世聖者伝におけるダリト像

    井田 克征

    RINDASプロシーディングス マハーラーシュトラ州におけるダリトの実像:その社会的・歴史的多様性   19 - 37   2017年

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    記述言語:日本語  

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  • パネルの主旨とまとめ(アジアにおける聖者信仰の諸相,パネル,研究報告,<特集>第74回学術大会紀要)

    井田 克征

    宗教研究   89 ( 0 )   144 - 145   2016年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本宗教学会  

    DOI: 10.20716/rsjars.89.Suppl_144

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  • 聖者が生まれるとき : 大衆ヒンドゥー教のサント崇拝(アジアにおける聖者信仰の諸相,パネル,研究報告,<特集>第74回学術大会紀要)

    井田 克征

    宗教研究   89 ( 0 )   142 - 143   2016年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本宗教学会  

    DOI: 10.20716/rsjars.89.Suppl_142

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  • Anne Feldhaus, Water & Womanhood : Religious Meanings of Rivers in Mahārāshtra

    井田 克征

    マハーラーシュトラ   ( 12 )   151 - 169   2015年

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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  • 地上の神の奇矯な振る舞い : 中世ヒンドゥー教の聖者伝から(第八部会,<特集>第73回学術大会紀要)

    井田 克征

    宗教研究   88 ( 0 )   338 - 339   2015年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本宗教学会  

    DOI: 10.20716/rsjars.88.Suppl_338

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  • マハーラーシュトラ州ゴーダワリー川流域におけるマハーヌバーヴ派の調査報告

    井田 克征

    金沢大学文化資源学研究   ( 1 )   66 - 75   2011年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:金沢大学人間社会研究域附属国際文化資源学研究センター = center for Kanazawa cultural resource studies / 金沢大学国際文化資源学研究センター  

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  • シュリーヴィディヤーマントラの抽出--Vavivasyarahasya試訳(1)

    井田 克征

    北陸宗教文化   ( 21 )   81 - 111   2008年7月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:北陸宗教文化学会  

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  • Shingo EINOO and Jun TAKASHIMA, eds., From Material to Deity: Indian Rituals of Consecration, Japanese Studies on South Asia Series, No.4, Manohar, 2005, ix+333pp. Rs. 695

    井田 克征

    宗教研究   80 ( 1 )   189 - 194   2006年

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    記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:日本宗教学会  

    DOI: 10.20716/rsjars.80.1_189

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  • ヒンドゥータントリズムにおける成就法--NSAに見られるシュリーチャクラを用いた実践について

    井田 克征

    比較思想研究   ( 31 )   28 - 31   2004年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:比較思想学会  

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講演・口頭発表等

  • Emotions Relating to Salvation in the Bhakti Literature of Maharashtra 国際会議

    Katsuyuki Ida

    Thinking Emotions in South Asia  ( Online meeting )   2022年2月  ILCAA Joint Research Project “Emotional Moments of Social Changes/Movements in South Asia”, The Center for South Asina Studies (FINDAS)

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    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

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  • マハーヌバーヴ派の初期聖典におけるアンチ・バラモン的傾向

    井田克征

    RINDAS総括シンポジウム「南アジアの思想と価値の基層的変化」  ( 京都 )   2021年12月  龍谷大学南アジア研究センター(RINDAS)

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    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

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  • 中世マハーラーシュトラの聖者伝における感情と救済

    井田克征

    2020年度 第4回FINDAS研究会「南アジア研究における情動の諸相」の報告  ( Zoom会議 )   2020年10月  人間文化研究機構南アジア地域研究東京外国語大学拠点FINDAS

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    本報告では、マハーラーシュトラにおいて14世紀に編纂されたマハーヌバーヴ派の聖者伝および初期教理書と、ワールカーリー派の伝記編纂者Mahipatiが18世紀に著した聖者列伝を、①死と救済、悲嘆と歓喜、②欲望という観点から比較した。その上で、こうした宗教書において化身を取り巻く人々が化身の死や自らの救済に直面する場面で描かれる情動を、「救済論」の観点から捉えたとき、その情動は読者である後代の信徒たちにとって単に規範的に作用するだけではなく、読み手一人一人の内に生じる感情(ラサ)そのものが重要な意味をもつのではないか、つまり聖者伝の中の様々なエピソードをvibhāva(感情を喚起する条件)と解釈できるのではないか、との見解が示された。

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受賞

  • 日本南アジア学会賞

    2013年10月   日本南アジア学会  

    井田克征

  • 印度学宗教学会賞

    2013年6月   印度学宗教学会  

    井田克征

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • アジアにおける司法と宗教の絡み合いと法宗教学の構想―インドとタイとの比較を通じて

    研究課題/領域番号:24K21351  2024年6月 - 2027年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)  中京大学

    田中 鉄也, 岡部 真由美, 浅野 宜之, 西澤 希久男, 井田 克征

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    配分額:6370000円 ( 直接経費:4900000円 、 間接経費:1470000円 )

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  • ガナパティ派プラーナ聖典における救済論の研究

    研究課題/領域番号:23K00056  2023年4月 - 2027年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)  中央大学

    井田 克征

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    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

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  • 「感情」の視角から南アジア研究を再考する

    研究課題/領域番号:23K25088  2022年4月 - 2026年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)  東京外国語大学

    粟屋 利江, 田口 陽子, 佐藤 斉華, 太田 信宏, 井田 克征, 小松 久恵, 中溝 和弥

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    配分額:17160000円 ( 直接経費:13200000円 、 間接経費:3960000円 )

    以下のように4回の研究会とワークショップ1を行った。
    1.山田桂子「テルグ語をめぐる感情の諸相」、2.ワークショップHow Emotions turn into Poetry? Srijato Bandyopadyaya, ”Entrpping the Elusive”Sajjad Sharif ”From Thoughts to Poetry"3.横地優子「女神信仰とジェンダー:ラッジャ―・ガウリーを中心として」、天野恭子「子供の誕生を廻る神話から見る古代インドの結婚」4.Ananya Jahanara Kabir,"Singing beyond the (South Asian) Nation-state: Unspeakable Attachments and their Narrative Forms"、5.村上明香・小松久恵「愛について語るときに彼/女らの語ること:フランチェスカ・オルシニ編Love in South Asia: A Cultural Historyを読む」。
    1は、南インド・テルグ語地域における言語運動と情動・感情の問題に関する先行研究を紹介しつつ、分析に不足している要因を補足し新たな解釈を示した。2のワークショップでは、詩人の立場からベンガル詩における感情の表現を議論した。3は、インド学研究にジェンダーと感情の視角を導入することをめざした。4は、国民形成の議論にいかに感情の要素が絡むかが論じられた。5では、南アジアにおける愛の表現に関する代表的な研究を土台にしながら、特にウルドゥー/ヒンディー文学に焦点を絞って批判的に議論した。以上、先行研究の批判作業を踏まえ、ディシプリンを横断して南アジアにおける「感情」の諸相を再考する研究を遂行した。
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    感情語のリスト化を同時に検討した。感情語の分布におけるサンスクリット起源の語と地方諸語との差異が検討された。

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  • 「感情」の視角から南アジア研究を再考する

    研究課題/領域番号:22H03834  2022年4月 - 2026年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)  東京外国語大学

    粟屋 利江, 田口 陽子, 佐藤 斉華, 太田 信宏, 井田 克征, 小松 久恵, 中溝 和弥

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    配分額:17160000円 ( 直接経費:13200000円 、 間接経費:3960000円 )

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  • ヴェーダとタントラの相互影響:南インド現地調査と文献調査に基づく総合的研究

    研究課題/領域番号:19H01195  2019年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)  京都文教大学

    手嶋 英貴, 梶原 三恵子, 高島 淳, 井田 克征, 藤井 正人

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    担当区分:研究分担者 

    配分額:17160000円 ( 直接経費:13200000円 、 間接経費:3960000円 )

    新型コロナウィルスの世界的流行によりインド現地調査、および国内での対面研究会や研究ミーティングを行うことが不可能となった。そこで、国内の専門家と協働するオンライン定例研究会を積極的に(ほぼ毎月1回)開催した。そこでは主に、南インド・ケーララ州に現存するヴェーダ流派のシュラウ祭祀文献『ヴァードゥーラ・シュラウタスートラ』の写本に基づく「新月満月祭」儀軌の未公刊テクストを精読した(テクストは、写本発見者である研究協力者・井狩彌介氏より提供された)。
    新月満月祭は、穀類・乳酪を原料とする供物の献供によるヴェーダ祭祀(イシュティ)の基本形とされるものであり、同祭の式次第およびその基礎にある思想の調査は、ケーララにおけるヴェーダ祭祀文化の解明に不可欠である。また、シュラウタスートラの規定内容と、現地語で書かれた日用儀軌(チャダンガ)のそれとを比較することで、本科研のメインテーマであるヴァイディカとターントリカ両宗教伝統の相互交渉の実態を具体的にチェックできるようになる。本年度は、こうした広角的意義をもつ重要テクストの読解を進めることに注力した。
    また、上記研究会の活動とは別に、前年度インド調査で収集した、トラヴァンコール王家の即位儀礼「アビシェーカ」の儀軌写本を、ローマンスクリプトの形で電子テクスト化した。それを研究分担者である高島、井田と共有し、かつ同テクストの本格的調査に必要な関連文献の収集を行って、次のステップとなる訳読への準備を完了した。

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  • 中世インドにおける帰依思想の民衆化に関する思想史的研究

    研究課題/領域番号:18K00058  2018年4月 - 2022年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)  龍谷大学

    井田 克征

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    本研究は、現在のマハーラーシュトラ州北部において13世紀に成立したマハーヌバーヴ派の根本聖典『リーラーチャリトラ』を取り扱い、中世後期に生じた帰依(バクティ)思想の民衆化という問題を考えるものである。
    研究初年度にあたる本年度は、まず既に入手済みの刊本の目次およびイントロダクションにもとづいて、各章のおおまかな内容と粗筋を把握して、今後重点的に解読に取り組む箇所をいくつか決定した。「エーカーンカ」「プールヴァ・アルダ」「ウッタラ・アルダ」という三部構成のこの長大なテキストの中で、特に「ウッタラ・アルダ」において、後の教理書等に引用され、この派の帰依思想の展開において重要な位置を占めることになった箇所をいくつか確認し、分析を開始した。
    2019年1月にはマハーラーシュトラ州のいくつかのマハーヌバーヴ僧院などにおいて写本調査を行った。まだカタログ化も為されておらず、多くの写本が個人や教団所蔵である現状において、網羅的な写本収集は現実的ではないため、可能な限り重要と思われる写本数点の所在を確認し、部分的にコピーを入手した。インド滞在中には現地の研究者との討議を行い、資料の読みや帰依思想の理解をより正確なものとした。帰国後は、現地にて収集した写本や二次資料を参照しつつ、テキストの校訂・解読を進めた。
    以上の研究成果の一端は、井田克征「聖地と物語―マハーヌバーヴ教団の事例から」『聖地のポリティクス―ユーラシア地域大国の比較から』(杉本良夫・松尾瑞穂編)風響社,2019年3月,pp.87-112として刊行されるとともに、いくつかの学会報告などでも公にされた。

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  • インド・マハーラーシュトラにおける集団意識とカースト・ダイナミクスの学際的研究

    研究課題/領域番号:15K12782  2015年4月 - 2018年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究 

    足立 享祐, 小川 道大, 井田 克征, 松尾 瑞穂, 小磯 千尋, 飯田 玲子, 山崎 利男, 内藤 雅雄, 小谷 汪之

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    担当区分:研究分担者 

    配分額:3250000円 ( 直接経費:2500000円 、 間接経費:750000円 )

    本研究が目指すところは「カースト」に代表されるインドにおける社会秩序のダイナミクスを明らかにすることにあった。プロジェクトはマラーティー語圏を共通のフィールドとする若手研究者による学際的研究として実施された。研究の中で示されたのは、近代以降の「カースト」が植民地主義の影響を受けつつも、神話や儀礼、社会的・経済的権利、家譜を通じた組織化など、特有の諸要素で構成されている点である。近代以降「カースト」の名で呼称される様々なグループを結びつけている現地社会内部での集団原理は、これまで指摘されてきた以上に多元的・重層的である。今後、現地語資料に表れる社会的結合の諸相について更なる研究が要請される。

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  • 『エークナーティー・バーグヴァト』における帰依思想の研究

    研究課題/領域番号:15K02040  2015年4月 - 2018年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)  金沢大学

    井田 克征

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

    ヴィッタル神に対する帰依(バクティ)の宗教として知られるワールカリー派は,13世紀にマハーラーシュトラで成立し,やがてこの地域において最も影響力の強い民衆的な信仰集団へと成長した。本研究は,16世紀に活躍した学匠エークナートが,『バーガバタ・プラーナ』第11章に対する注釈書としてマラーティー語で著した『エークナーティー・バーグヴァト』を取り扱い,この派における帰依思想の発展経緯を明らかにした。

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  • マハーヌヴァブ派における初期聖典の研究

    研究課題/領域番号:23720025  2011年 - 2013年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)  金沢大学

    井田 克征

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:3120000円 ( 直接経費:2400000円 、 間接経費:720000円 )

    本研究では,13世紀以降のマハーラーシュトラにおいて発展した,大衆的クリシュナ信仰の一派であるマハーヌバヴ派の初期の聖典『スートラ・パート』および『スムリティ・スタル』を分析し,この教団の初期の信仰のあり方を明らかにした。最高神が聖者として地上に顕現するという同派の教説は,実在した聖者に熱烈な帰依を捧げる地方的なバクティの宗教の中心概念として,その後の民衆的ヒンドゥー教の展開に大きな役割を果たすことになった。

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  • マハーラーシュトラ州ワルカリー派の聖人伝におけるイスラムの表象について

    2011年4月 - 2012年3月

    北陸銀行  北陸銀行若手研究者助成金 

    井田 克征

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    資金種別:競争的資金

    配分額:350000円

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  • 中世ヒンドゥー教における日常儀礼の研究・ヴェーダからタントラへ

    研究課題/領域番号:05J04481  2005年 - 2007年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 特別研究員奨励費  特別研究員奨励費  東北大学

    井田 克征

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    配分額:2200000円 ( 直接経費:2200000円 )

    本研究は、南アジア地域において中世以降隆盛を極めたタントリズムの儀礼を対象とし、それが先行する宗教的伝統-具体的にいえばバラモン階層を中心としたヴェーダの宗教と、それ以外の社会階層において展開されたローカルな宗教-の影響を受けつつ、いかに展開していったかという問題を扱うものである。その一連の研究の最終年度として,本年度では以下のような研究を行った。
    ・古来より宗教的職能集団としてヴェーダ祭式を執り行い,また中世以降においてヒンドゥー教が発展する際には中核的役割を担ったバラモン階級に焦点を絞って,当時の社会の中で彼らがどのような立ち位置にあったのかということを調査した。具体的には,酒や肉などといった「穢れた」要素が,宗教的な文脈の中でどのように取り扱われているのかという問題を考察した。結果として,ヴェーダ期からタントラ期へと展開する中で,彼らバラモン階級は一方では酒を忌避し,また同時にその酒というものに特別な意味を与えて儀礼の中で多用するようにもなっていった,その様子が明かになった。この研究の一部分は,論文"Drinking Goddess, Non-drinking Brahmin"としてまとめられた。
    ・三年間に渡る本研究の現時点でのまとめとして,バクティという概念がタントリズムの中で果たした役割についての考察を執り行った。ヴェーダ的な儀礼主義の中核概念を引き継ぎながら独自の儀礼体系を展開させたタントリズムにおいて,人格的な姿を持った特定の神への帰依,信愛(bhakti)という概念は必ずしも必要なものとは言えなかった.それゆえにこのバクティの概念を換骨奪胎し,自らのシステムの中に組み込んでいくことでヴェーダ以来の儀礼主義と,冬至の宗教的潮流の一つの流行であったバクティの概念との間に折り合いをつけたのがこの時期(12世紀以降)のタントラ側の戦略であったというのがこの研究の結論である。この成果は「"ヒンドゥータントリズムにおけるバクティについて」として公刊された。

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  • 南インドの寺院儀礼に見られるヒンドゥータントリズムの調査

    2004年4月 - 2005年3月

    笹川科学研究助成(一般科学研究・人文) 

    井田 克征

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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現在の担当授業科目

  • 2024年度   事例研究(演習)Ⅰ   学部

  • 2024年度   事例研究(演習)Ⅱ   学部

  • 2024年度   入門・宗教と社会/宗教と社会   学部

  • 2024年度   卒業研究(演習)Ⅰ   学部

  • 2024年度   卒業研究(演習)Ⅱ   学部

  • 2024年度   卒業論文   学部

  • 2024年度   南アジア社会文化論   学部

  • 2024年度   基礎演習Ⅰ   学部

  • 2024年度   宗教思想   学部

  • 2024年度   専門演習Ⅰ   学部

  • 2024年度   専門演習Ⅱ   学部

  • 2024年度   比較宗教論   学部

  • 2024年度   南アジアの社会と文化   大学院

  • 2024年度   学術研究Ⅰ   大学院

  • 2024年度   学術研究Ⅱ   大学院

  • 2024年度   学術研究Ⅲ   大学院

  • 2024年度   学術研究Ⅳ   大学院

  • 2024年度   演習(総合政策セミナー)Ⅰ(1)   大学院

  • 2024年度   演習(総合政策セミナー)Ⅰ(2)   大学院

  • 2024年度   演習(総合政策セミナー)Ⅰ(3)   大学院

  • 2024年度   演習(総合政策セミナー)Ⅰ(4)   大学院

  • 2024年度   演習(総合政策セミナー)Ⅱ   大学院

  • 2024年度   総合政策フォーラム   大学院

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