学位
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修士（イギリス文学）（MPhil） （ ヨーク大学 ）
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修士（MA) （ ヨーク大学（イギリス） ）
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文学修士 （ 東京大学 ）
学歴
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2010年7月
ヨーク大学大学院 英語文学（MPhil） 修士 修了
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2000年9月
ヨーク大学大学院 英語文学（MA) 修士 修了
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1997年3月
東京大学 人文科学研究科 欧米系文化研究専攻 修士 修了
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1994年3月
東京大学 文学部 第三類英語英米文学専修課程 卒業
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1990年3月
東京都立国分寺高等学校 卒業
経歴
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2023年9月 - 2023年11月
国際基督教大学
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2019年4月 -
中央大学法学部教授
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2008年4月 - 2019年3月
中央大学法学部准教授
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2018年4月 - 2018年7月
国際基督教大学非常勤講師
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2005年4月 - 2010年3月
山梨大学教育人間科学部非常勤講師
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2007年10月 - 2009年3月
東京大学教養学部非常勤講師
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2006年4月 - 2008年3月
中央大学法学部専任講師
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2004年4月 - 2006年3月
中央大学文学部兼任講師
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2002年10月 - 2003年7月
ヨーク大学非常勤講師
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1997年4月 - 1999年4月
東京大学教養学部ティーチングアシスタント
所属学協会
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2007年 - 2015年
クィア学会
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日本英文学会
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IASIL JAPAN
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日本アイルランド協会
研究キーワード
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英語・英米文学
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クィア批評
研究分野
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人文・社会 / ジェンダー / ジェンダー
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人文・社会 / 英文学、英語圏文学 / 英米・英語圏文学
論文
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『モーリス』とクローゼット 招待
長島佐恵子
ヴァージニア・ウルフ研究 ( 38 ) 84 - 97 2021年11月
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Lolly Willowes と All Passion Spent における「自分だけの部屋」
Saeko Nagashima
英語英米文学 56 ( 56 ) 51 - 62 2016年2月
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Problems with the Description of Words Relating to Gender and Sexuality in English-Japanese Learner’sDictionaries 査読
小室夕里, 長島佐恵子
Euralex 2016 436 - 443 2016年
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Reading neutrality and disloyality in Elizabeth Bowen's The Heat of the Day 査読
Saeko Nagashima
Journal of Irish Studies ( XXVII ) 5 - 10 2012年10月
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崩壊と解放ーThe Last Septemberにおけるジェンダーとアセンダンシー 査読
Saeko Nagashima
エール（アイルランド研究） ( 31 ) 47 - 62 2012年3月
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The Sapphic Framework and Queer Desire in Elizabeth Bowen's The Hotel
Saeko Nagashima
英語英米文学 ( 50 ) 51 - 61 2010年
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Dislocation at Home: Women and Wartime Houses in Bowen's The Heat of the Day
長島 佐恵子
英語英米文学 48 ( 48 ) 73 - 82 2008年2月
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The textual Big House in Bowen's A World of Love 査読
Journal of Irish Studies XXII 32 - 40 2007年10月
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Forster's Subversive Spinsters in Where Angels Fear to Tread and A Room with a View 査読
英文学研究 ( English Number46(2005) ) 2005年3月
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Reading and Writing the Gendered Body : A Reading of Michael Ondaatje's The English Patient
英語文化研究 ( 4 ) 2003年12月
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Houses Shared with Women : To the Northにおける女性と家
長島 佐恵子
リーディング 19 ( 19 ) 82 - 88 1998年10月
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Transition in the House-Imagery of Waugh's Novels 査読
英文学研究 ( English Number1998 ) 1998年3月
書籍等出版物
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感情のアーカイヴ : トラウマ、セクシュアリティ、レズビアンの公的文化
Cvetkovich, Ann, 長島, 佐恵子, 佐喜真, 彩, 佐々木, 裕子, 菅野, 優香（ 担当： 編訳 範囲: 日本語版への序文（共訳）、謝辞、第３章、第５章（共訳）、第６章）
花伝社,共栄書房 (発売) 2024年6月 （ ISBN:9784763421142 ）
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『クィア・シネマ・スタディーズ』（菅野優香編）
長島佐恵子（ 担当： 分担執筆 範囲: 第3章「溶け込まずに生き延びることー映画におけるバイセクシュアリティ表象を読む」）
晃洋書房 2021年11月
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二〇世紀「英国」小説の展開
長島佐恵子（ 担当： 分担執筆 範囲: 第９章「イーヴリン・ウォー『ブライヅヘッドふたたび』--語りを動かすクィアなクローゼット」）
松柏社 2020年3月
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LGBTをめぐる法と社会
長島佐恵子（ 担当： 共著 範囲: 「はじめに」および第８章「LGBTと大学」）
日本加除出版株式会社 2019年10月
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イギリス文学と映画
長島佐恵子（ 担当： 分担執筆 範囲: コラム７「LGBTと文学・映画」）
三修社 2019年10月
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読むことのクィアー続・愛の技法
長島佐恵子（ 担当： 分担執筆 範囲: 第6章「饒舌なクローゼットーエマ・ドナヒュー『フード』（Hood)を読む」執筆）
中央大学人文科学研究所 2019年3月
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英国ミドルブラウ 文化研究の挑戦
（ 担当： 分担執筆 範囲: 第二部収録「エリザベス・ボウエンの『日ざかり』と<中間>の力学」執筆担当）
中央大学人文科学研究所 2018年3月
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愛の技法ークィア・リーディングとは何か
（ 担当： 分担執筆 範囲: 第5章「『友人』と『親族』の狭間でーエリザベス・ボウエンの初期小説に見るクィアな小説空間」 執筆）
中央大学人文科学研究所 2013年3月
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安村崇写真集・日常らしさ（Domestic Scandals）解説英訳
Martin Jaeggi（ 担当： 単訳）
有限会社オシリス 2005年9月
MISC
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Conference Report "E. M. Forster’s Legacies Half a Century After His Death: Nostalgia, Heritage and Queer" 査読
Kaoru Urano, Takatoshi Mimura, Saeko Nagashima, Masayuki Iwasaki
Language and Literary Studies of Warsaw 10 335 - 336 2021年3月
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ダイバーシティと大学 連続公開講座「LGBTをめぐる法と社会─過去、現在、未来をつなぐ」
教育 X Chuo Online（オピニオン） 2018年5月
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ハラスメント防止啓発キャンペーン＜アルコールハラスメントとLGBT＞を終えて
教育 X Chuo Online（オピニオン） 2016年12月
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ゲイ・アンド・レズビアン・マルディ・グラと多文化共生社会 (an aspect)
『白門』 67 ( 5 ) 4 - 5 2015年5月
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演劇を使ったハラスメント防止啓発活動
中央評論 67 ( 1 ) 95 - 106 2015年5月
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科学について話す場所
白門 60 ( 1 ) 2008年1月
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シビルパートナーシップ法の施行から一年が過ぎて
白門 59 ( 3 ) 2007年3月
講演・口頭発表等
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シンポジウム「大学の「ダイバーシティ推進」のリフレクション：私たちは「ダイバーシティ」で何を目指すのか」個人発表タイトル「中央大学におけるDEIの取り組みと課題」 招待
座長, 番園寛也, パネリスト, 瀬山紀子, 長島佐恵子, 井芹真紀子
第31回多文化精神医学会学術総会 2024年11月
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グループ発表「サフィック・モダニティーズ？＜レズビアン＞の近代／＜レズビアン＞と近代」個人発表タイトル「サフィック・モダニズム研究の系譜」
長島佐恵子(企画代表および個人発表);菅野優香(司会進行);佐々木裕子(個人発表);赤枝香奈子(個人発表)
カルチュラル・タイフーン2024（カルチュラル・スタディーズ学会） 2024年9月
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Exploring Bisexual Narrative in Elizabeth Bowen’s Early Short Stories
IASIL 2024 2024年8月
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中央大学の取組（各機関のD&I取組紹介内） 招待
長島佐恵子
理工D&I教育がひらく未来：中央大学理工学部におけるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)教育の新展開と実践的でインクルーシブな学びの場の創出 2024年3月
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ジェンダー・セクシュアリティに関する大学のD&Iと環境整備ー実例から考える課題と展望ー 招待
長島佐恵子
大学セミナーハウス主催 第44回大学職員セミナー 2023年10月
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中央大学の事例を通じて考える、大学におけるD&Iの必要性と課題 招待
長島佐恵子
全国大学体育連合 第11回スポーツ健康系学科長協議会 2023年7月
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シルヴィア・タウンゼンド・ウォーナーのSummer Will Showとバイセクシュアル表象
長島佐恵子
第15回BLQ歴史・文化研究会 2023年1月
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P27 パネルタイトル「バイセクシュアル・レズビアン研究とフェミニズム」発表タイトル「バイセクシュアル・クローゼットを考える」 国際会議
長島佐恵子, organizer, パネリスト, 菅野優香(パネリスト, 赤枝香奈子, パネリスト, 佐々木裕子, パネリスト
カルチュラル・タイフーン2022 ( 成城大学（ハイブリッド開催） ) 2022年9月 カルチュラル・スタディーズ学会
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エリザベス・ボウエンの描く親密な女性たちと場所の力
第12回BLQ歴史文化研究会 ( 同志社大学 ) 2022年3月
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コロナ禍での居場所作りと環境整備ー中央大学ダイバーシティセンターのこれまでとこれから 招待
長島佐恵子
東京大学駒場キャンパスSafer Space一般公開シンポジウム「＜学び合い＞が生起する場を作るー大学におけるジェンダー／セクシュアリティ研究の展望」 2021年8月 東京大学駒場キャンパスSafer Space
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シンポジウム「E.M. フォースター没後半世紀の遺産ーノスタルジア、ヘリテージ、クィア」第２発表「Mauriceと／のクローゼット」 招待
長島佐恵子
日本ヴァージニア・ウルフ協会第40回全国大会 ( オンライン（Zoom） ) 2020年11月 日本ヴァージニア・ウルフ協会
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Symposium 2: Autobiographies, Life Writings and Memoirs. "Retrospection and Queer Narrative Space in the Works of Emma Donoghue." 招待
IASIL JAPAN the 33rd International Conference 2016年10月
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1930年代の英国小説に描かれた女性同士の関係を読む
中央大学人文科学研究所 「性と文化」研究チーム公開研究会 2015年3月
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Symposium 2: Irish Writers’ Responses to Neutral Ireland 1939-1945. "(Dis)location in Elizabeth Bowen’s Wartime Fiction" 招待
IASIL JAPAN the 28th International Conference 2011年10月
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シンポジウム「アングロ・アイリッシュを再考する ― 政治と文学」崩壊と解放ー_The Last September_におけるジェンダーとアセンダンシー 招待
アイルランド研究年次大会 2010年11月
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エリザベス・ボウエンのビッグハウス
20世紀英文学の思想と方法,中央大学人文科学研究所 2007年12月
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中大法学部でのジェンダー教育実践の報告
ジェンダー教育研究チーム公開研究会,中央大学人文科学研究所 2007年2月
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But for the future, we’d have nothing left: Memory and Desire in Post-War Ireland in A World of Love
The 23rd IASIL JAPAN Conference/IASIL JAPAN 2006年10月
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The Spinster's Plot: Forster's Subversive Spinsters in Where Angels Fear to Tread and A Room with a View
日本英文学会第76回全国大会 2004年5月
共同研究・競争的資金等の研究課題
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戦間期英国小説におけるセクシュアリティ表象と「クローゼット」の力学を読み解く
研究課題/領域番号：21K00399 2021年4月 - 2025年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究C 中央大学
長島佐恵子
資金種別：競争的資金
配分額：2210000円 （ 直接経費：1700000円 、 間接経費：510000円 ）
本研究は、「クローゼット」をキー概念に、20世紀前半の英国社会におけるセクシュアリティ理解および後の同性愛をめぐる権利運動までの流れについての理解を深め、戦間期の文学における非規範的なセクシュアリティ表象と社会状況の相互作用を明らかにすることを目的としている。具体的には、戦間期を中心に、セクシュアリティをめぐる社会状況と文学の関係を歴史研究と批評理論の両面から整理し、そこに個別の小説作品に表れるセクシュアリティ表象を位置付けて分析・評価する。
研究初年度である2021年度は、E.M.フォースターからクリストファー・イシャウッドを経て現代までつながる同性愛表象の歴史的経緯について文献調査を進め、そこに読み取れる「クローゼット」という場の複雑な性質と機能についての分析・考察を、論文「『モーリス』とクローゼット」にまとめて日本ヴァージニア・ウルフ協会の『ヴァージニア・ウルフ研究』にて公表した。また、1920年代を中心とする英国およびイタリアやフランスにおける女性同士の親密な関係の位置づけについて文献調査を行った。さらに具体的な文学テクスト分析に向けてエリザベス・ボウエンの初期作品（特に短編作品）を取り上げ、そこでの女性同士のつながりが異性愛に対して破壊的な力を持つ構図と、それが文学テクスト内の空間描写と深く関連していることについて分析し、研究会で報告をして関係領域（歴史・文化研究）の研究者からコメントを受けた。セクシュアリティの理論的理解については、同性愛だけでなくバイセクシュアリティについても、主に1990年代以降の文献調査を行なって、バイセクシュアリティの可視・不可視に関する理論の系譜整理に着手した。 -
20世紀前半の英国小説における家の表象分析
2008年4月 - 2010年3月
中央大学 中央大学特定課題研究費
資金種別：競争的資金
その他
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IGS セミナー「台湾と日本における、トランス・インクルーシブなキャンパスづくり」（企画・進行・コメント）
2024年4月
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NHKドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の通訳士」トーク・イベント
2023年12月 -
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2021年度日本女性学会 第４分科会パネル報告1 司会
2021年6月
現在の担当授業科目
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2024年度 ダイバーシティと社会／ジェンダー政治論２ 学部
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2024年度 導入演習 B 学部
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2024年度 文学Ｄ 学部
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2024年度 英語 学部
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2024年度 英語１・２・５・６特設クラス／英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅴ・Ⅵ特設クラス 学部
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2024年度 英語１・５ Reading (Advanced)／英語（Ⅰ）・（Ⅴ） (Advanced) 学部
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2024年度 英語１・５ Reading (Intermediate)／英語（Ⅰ）・（Ⅴ） (Intermediate) 学部
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2024年度 英語１１／英語１２／上級英語（Ａ）１／上級英語（Ａ）２／上級英語（Ｂ）１／上級英語（Ｂ）２ 学部
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2024年度 英語２・６ Reading (Advanced)／英語（Ⅱ）・（Ⅵ） (Advanced) 学部
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2024年度 英語２・６ Reading (Intermediate)／英語（Ⅱ）・（Ⅵ） (Intermediate) 学部